
「迷彩色、やめませんか?」この頃、街の中では、あの軍隊服の模様でもある迷彩色がやたら目につく。もちろん昔からあった柄だが、せいぜい若い男性ぐらいが身につけていた。ところが、今では女性も子供もおっちゃんもおばちゃんも老若男女みんな着ている。これってどういうことなんだろう。憲法9条を変えて自衛隊を早く海外に出したいと言っている経団連が後押ししているのだろうか。大手の商事会社や広告代理店にトレンドとして迷彩色のデザインを作らせ、市民に自衛隊を馴染ませようとしているのかもしれない。戦地のジャングルの中では、敵にこちらの存在をわからせないために緑や茶色を点在させた迷彩色の服を兵隊は着るのだけど、これは敵を殺すために有利な服でもあり、殺人集団隊となる軍人が着ている制服の柄だ。もちろん地震などの被災地で救援活動をする自衛隊に対して、助けてくれるんだからありがたい存在に思う人も多いだろう。しかし、自衛隊は、軍隊機能、要するに人を殺す機能を持っている集団だということを決して忘れてはならない。そして、9条を変えて自衛軍になってしまうと、殺人集団隊ということが明確に認められるだろう。戦地で被害を受けた人には、迷彩色は恐ろしい柄だと目に映っても不思議ではない。あの日の丸が日本軍に侵略されたアジアの人たちに不快感を感じさせるように・・。明後日4/28(土)の私たちの「第九で9条ピースパレード」では、迷彩色の衣服での参加はご遠慮している。