
「あぁ、おねえちゃん」
落ち着いた声で1年半ぶりに帰省した上の姪っ子の第一声。
「おねえちゃーん!」と、かけよって抱きついてくれてた幼少の頃とは、随分違う。
もちろん、今年から高校に入学した16才の少女にそれを期待する方がおかしいけど・・。
外見的には、そない背も伸びず、顔もおぼこく中学生の頃とあまり変わってない感じ。
だけど、今流行のマタニティーみたいなチュニックの服と、ヒールの高いサンダルからのぞくピンクのペニュキア。
すっかり女子高生・・・それに、自分から話すことも少なく、ひとりで読書をしている。以前のように「えーっ!!」とサプライズな顔も少くなく、「あっそう」と落ち着いとる。うーん・・子供だった姪っ子は、すっかり大人に変身していた。
足で体を持ち上げたり、滑り台、お馬をして、「おねえちゃんは遊園地!」とはしゃいでいた子供の面影は消えていた。
そんな彼女の成長ぶりに、正直、私は涙がちょちょびれてしまった・・・。
私の様子を妹もウチのも心配して「おねえちゃんの相手をしといで」と言われたのか、次の日から自分の方から話しかけてきた。
そして「おねえちゃんは、私が変わったことが嫌なの?」と聞いた。
「・・・そういうわけでもなくて・・・ただ驚いただけ・・そう、いつでも今のMちゃんがいいんだよ」
正直、彼女の変化というか成長がショックだった。
けど、ひとつひとつ物事を吟味して思考する彼女の落ち着いた言動に、きっとステキな大人になってくれる気がした。これからどんな風に変化し、成長していく彼女であっても、その時その時の彼女をキチンと受け止めていくのが、伯母の私の大事なとらえ方なんだよね。大人への成長・・・そんな姿も見れる時期が来たんだわ・・。







